【中国地区】一之宮神社一覧

中国地方には１６カ所の一ノ宮神社が鎮座しています。

住所、電話番号、祭神、紹介、駐車場、御神徳、最寄駅を知ることができます。

御朱印は頂けるか参拝前に連絡して行くことをオススメします。

中山神社

美作国一ノ宮(なかやまじんじゃ)

中山神社（なかやまじんじゃ）は、岡山県津山市にある美作国一宮の神社です。707年に創建されたと伝えられ、主祭神は鏡作神（かがみつくりのかみ）です。中山神社は「中山造り」と呼ばれる独特の建築様式を持ち、本殿は国の重要文化財に指定されています。毎年4月には豊作を祈る「田植え祭り」が開催され、多くの参拝者が訪れます。

吉備津彦神社

備前国一ノ宮(きびつひこじんじゃ)

吉備津彦神社（きびつひこじんじゃ）は、岡山県岡山市北区一宮にある神社で、備前国一宮です。旧社格は国幣小社で、現在は神社本庁の別表神社に指定されています。別称として「朝日の宮（あさひのみや）」とも呼ばれています。

この神社は、吉備津彦命（大吉備津彦命）を主祭神として祀っており、延命長寿や厄除け、安産育児のご利益があるとされています。また、吉備津彦神社は古代から信仰されている吉備中山を神体山としており、その広大な境内には多くの歴史的な遺跡や文化財が存在します。

訪れる際には、吉備津彦神社の公式ウェブサイトで詳細な情報を確認することをお勧めします。

石上布津魂神社

備前国一ノ宮(いそのかみふつみたまじんじゃ)

石上布都魂神社（いそのかみふつみたまじんじゃ）は、岡山県赤磐市にある神社です。備前国一宮として知られ、主祭神は素盞嗚尊（すさのおのみこと）です。社殿の裏にある山頂には本宮があり、スサノオノミコトが大蛇を退治した剣が御神体とされています。

吉備津神社

備中国一ノ宮(きびつじんじゃ)

吉備津神社（きびつじんじゃ）は、岡山県岡山市北区吉備津にある神社です。備中国一宮として知られ、主祭神は大吉備津彦命です。吉備津神社は、全国唯一の比翼入母屋造（吉備津造）の本殿を持ち、国宝に指定されています。また、釜の鳴る音で吉凶を占う鳴釜神事が有名です。

吉備津神社

備後国一ノ宮(きびつじんじゃ)

備後国一ノ宮である吉備津神社（きびつじんじゃ）は、広島県福山市新市町宮内に位置しています。この神社は大同元年（806年）に創建され、幾度かの焼失と再建を経て、現在の本殿は慶安元年（1648年）に初代福山藩主水野勝成公によって再建されました。本殿は国の重要文化財に指定されています。

吉備津神社は、開運招福や厄除け、交通安全、長寿の神様として広く信仰されています。主祭神は大吉備津彦命（おおきびつひこのみこと）で、他にも大日本根子彦太瓊命（孝霊天皇）や細比売命、稚武吉備津彦命が祀られています。

素戔嗚神社

備後国一ノ宮(すさのおじんじゃ)

素盞嗚神社（すさのおじんじゃ）は、広島県福山市新市町戸手にある神社です。式内社であり、備後国一宮を称しています。主祭神は素盞嗚尊で、稲田姫命や八王子命も祀られています。

この神社は祇園信仰の中心地であり、祇園祭の発祥地とされています。境内には巨旦将来の屋敷跡と伝わる場所もあります。訪れる際には、歴史と伝統を感じることができるでしょう。

嚴島神社

安芸国一ノ宮(いつくしまじんじゃ)

安芸国一ノ宮である厳島神社（いつくしまじんじゃ）は、広島県廿日市市の宮島に位置する有名な神社です。推古天皇元年（593年）に創建され、平安時代には平清盛の援助を受けて現在の規模の社殿が建立されました。厳島神社は、海上に浮かぶ朱塗りの大鳥居で知られ、ユネスコの世界遺産にも登録されています。

ご祭神は市杵島姫命（いちきしまひめのみこと）、田心姫命（たごりひめのみこと）、湍津姫命（たぎつひめのみこと）で、海上運行や交通安全、縁結びなどのご利益があります。訪れる際は、宮島口からフェリーでアクセスするのが一般的です。

玉祖神社

周防国一ノ宮(たまのおやじんじゃ)

周防国一ノ宮である玉祖神社（たまのおやじんじゃ）は、山口県防府市に位置する神社です。この神社は、勾玉や管玉を作る人々の祖先神である玉祖命を祀っています。創建年は不明ですが、景行天皇が熊襲征伐の際に祈願したとされています。

玉祖神社は、毎年9月25日に近い土・日曜日に例祭が行われ、占手神事などの伝統的な神事が行われます。また、境内には国指定の天然記念物である黒柏鶏が飼育されています。

住吉神社

長門国一ノ宮(すみよしじんじゃ)

長門国一ノ宮、住吉神社は山口県下関市にある神社です。住吉三神（表筒男命・中筒男命・底筒男命）を主祭神とし、応神天皇や神功皇后なども祀られています。大阪の住吉大社、博多の住吉神社とともに「日本三大住吉」の一つに数えられています。

この神社は、応安3年（1370年）に大内弘世によって造営された九間社流造の本殿が特徴で、国宝に指定されています。また、毛利元就が寄進した拝殿も重要文化財に指定されています。

宇倍神社

因幡国一ノ宮(うべじんじゃ)

宇倍神社（うべじんじゃ）は、鳥取県鳥取市国府町宮下にある神社です。式内社（名神大社）であり、因幡国一宮として知られています。旧社格は国幣中社で、現在は神社本庁の別表神社です。

この神社は、孝徳天皇大化4年（648年）に創建されたと伝えられています。御祭神は武内宿禰命（たけのうちのすくねのみこと）で、商売繁盛や長寿の神として信仰を集めています。

参拝時間は毎日9:00から17:00までです。詳細については公式サイトをご覧ください。

倭文神社

伯耆国一ノ宮(しとりじんじゃ)

伯耆国一ノ宮である倭文神社（しとりじんじゃ）は、鳥取県東伯郡湯梨浜町に位置する神社です。式内社であり、旧社格は国幣小社です。境内には国の史跡に指定された経塚があり、出土品は国宝に指定されています。倭文神社は安産の神様としても知られており、多くの参拝者が訪れます。

出雲大社

出雲国一ノ宮(いづもおおやしろ)

出雲大社（いづもおおやしろ）は、島根県出雲市にある神社で、正式には「いづもおおやしろ」と呼ばれます。大国主大神を祭神とし、縁結びの神としても有名です。出雲国一宮であり、旧社格は官幣大社です。

熊野大社

出雲国一ノ宮(くまのたいしゃ)

熊野大社（くまのたいしゃ）は、島根県松江市八雲町にある神社で、出雲国一宮として知られています。主祭神は熊野大神櫛御気野命（くまのおおかみ くしみけぬのみこと）で、火の発祥の神社としても有名です。

この神社は、式内社（名神大社）であり、旧社格は国幣大社です。現在は神社本庁の別表神社に指定されています。神社の境内には本殿、鑽火殿、舞殿などがあり、特に鑽火祭が有名です。

訪れる際には、松江駅から一畑バスでアクセスできます。ぜひ一度訪れてみてください。

物部神社

石見国一ノ宮(もののべじんじゃ)

石見国一宮の物部神社は、島根県大田市に位置する歴史ある神社です。古来より文武両道の神、鎮魂の神、勝運の神として崇敬されてきました。御祭神は宇摩志麻遅命（うましまじのみこと）で、鎮魂祈祷を最初に行ったとされています。

この神社は、春日造りとしては全国屈指の巨大神殿を持ち、出雲大社に次ぐ規模を誇ります。年間を通じて様々な祭典や行事が行われており、特に例大祭や鎮魂祭が有名です。

水若酢神社

隠岐国一ノ宮(みずわかすじんじゃ)

水若酢神社（みずわかすじんじゃ）は、島根県隠岐郡隠岐の島町にある神社で、隠岐国一宮として知られています。主祭神は水若酢命（みずわかすのみこと）で、隠岐の国土開発と防備、日本海の海上鎮護の神様として祀られています。

この神社は、927年に編纂された『延喜式神名帳』に「名神大社」として記載されており、平安時代から有力な神社であったことがわかります。また、隠岐独自の建築様式である「隠岐造り」の本殿が特徴的です。

水若酢神社では、20年に一度の遷宮相撲や、地域のお祝い事の際に行われる古典相撲など、伝統的な神事が今も続けられています。訪れる際には、隠岐の歴史や文化を感じることができるでしょう。

由良比女神社

隠岐国一ノ宮(ゆらひめじんじゃ)

由良比女神社（ゆらひめじんじゃ）は、島根県隠岐郡西ノ島町浦郷にある神社です。式内社（名神大社）であり、隠岐国の一宮として知られています。主祭神は須勢理姫命で、地元では由良比女大神とも呼ばれています。

この神社は、漁業神や海上守護神として島内の信仰を集めており、特に毎年10月から翌年2月にかけてイカが押し寄せる「いか寄せの浜」としても有名です。また、7月の最終土・日曜日には例大祭が行われ、神輿が海を渡る神事が見どころです。