北海道・東北地方一之宮一覧

北海道・東北地方には１０カ所の一ノ宮神社が鎮座してます。

住所、電話番号、祭神、紹介、駐車場、御神徳、最寄駅を知ることができます。

御朱印は頂けるか参拝前に連絡して行くことをオススメします。

北海道神宮

蝦夷国一ノ宮(ほっかいどうじんぐう)

北海道神宮（ほっかいどうじんぐう）は、北海道札幌市中央区にある神社です。かつては札幌神社と呼ばれていましたが、1964年に現在の名称に改称されました。北海道神宮は、蝦夷国の一ノ宮として認定されており、北海道開拓の守護神として大国魂神、大那牟遅神、少彦名神、そして明治天皇を祀っています。

この神社は、円山公園に隣接しており、春には桜の名所としても知られています。また、開拓神社という末社もあり、北海道開拓の功労者が祀られています。参拝客にとっては、諸願成就や開運厄除、家内安全などのご利益があるとされています。

岩木山神社

津軽国一ノ宮(いわきやまじんじゃ)

岩木山神社（いわきやまじんじゃ）は、青森県弘前市百沢にある神社です。別称「お岩木さま」「お山」「奥日光」とも呼ばれ、津軽国一宮とされています。創建は780年（宝亀11年）と伝えられ、農漁業の守護神として地元の人々に親しまれています。

本殿や拝殿などの建物は江戸時代初期から元禄時代にかけて造営され、国指定の重要文化財となっています。また、岩木山の山頂に奥宮があり、参道は登山道の一つとしても知られています。

駒形神社

陸中国一ノ宮(こまがたじんじゃ)

駒形神社（こまがたじんじゃ）は、岩手県奥州市水沢中上野町にある神社で、陸中国一ノ宮とされています。駒形神社は約1500年前に焼石連峰の駒ケ岳山頂に祀られ、明治36年（1903年）に現在の場所に遷座されました。

この神社は、天照大御神や天常立尊など6柱の神々を祀っており、馬の守護神としても信仰されています。また、坂上田村麻呂や奥州藤原氏など歴史的な人物たちも崇敬していた名社です。

訪れる際には、静かな雰囲気の中で歴史と自然を感じながら参拝することができます。

鳥海山大物忌神社(蕨岡口の宮)

出羽国一ノ宮(ちょうかいざんおおものいみじんじゃ、わらびおかくちのみや)

出羽国一ノ宮は、鳥海山大物忌神社（ちょうかいざんおおものいみじんじゃ）で、山形県飽海郡遊佐町にあります。この神社は、鳥海山頂の本社と、麓の吹浦（ふくら）と蕨岡（わらびおか）の二か所の口之宮（里宮）から成り立っています。鳥海山を神体山とし、主祭神は大物忌大神です。

鳥海山大物忌神社(吹浦口の宮)

出羽国一ノ宮(ちょうかいざんおおものいみじんじゃ、ふきうらくちのみや)

鳥海山大物忌神社（ちょうかいざんおおものいみじんじゃ）は、山形県飽海郡遊佐町にある神社です。出羽国一宮として知られ、山頂に本社があり、麓には「口ノ宮」と呼ばれる里宮が吹浦と蕨岡の二カ所に鎮座しています。

鹽竈神社

陸奥国一ノ宮(しおがまじんじゃ)

鹽竈神社（しおがまじんじゃ）は、宮城県塩竈市にある神社で、陸奥国一之宮として知られています。この神社は、東北鎮護の役割を果たし、古くから朝廷や庶民の崇敬を集めてきました。鹽竈神社は全国にある鹽竈神社の総本社でもあります。

境内には志波彦神社もあり、正式名称は「志波彦神社鹽竈神社」となります。鹽竈神社の本殿や拝殿、四足門などの社殿建築は国の重要文化財に指定されており、また、国の天然記念物に指定された塩竈桜も見どころの一つです。

都々古別神社(八槻)

陸奥国一ノ宮(つつこわけじんじゃ、やつき)

陸奥国一ノ宮の一つである「都々古別神社（つつこわけじんじゃ）」は、福島県東白川郡棚倉町にあります。この神社には「馬場都々古別神社」と「八槻都々古別神社」の二社があり、いずれも名神大社として知られています。

八槻都々古別神社は、江戸時代には「近津三社」の中宮とされ、日本武尊が東夷の大将を討った際に創建されたと伝えられています。

都々古別神社(馬場)

陸奥国一ノ宮(つつこわけじんじゃ、ばば)

馬場都々古別神社（ばばつつこわけじんじゃ）は、福島県棚倉町にある神社で、陸奥国一宮の一つです。祭神は味耜高彦根命（あじすきたかひこねのみこと）と日本武尊（やまとたけるのみこと）です。この神社は、かつて日本武尊が建鉾山に鉾を祭り、その後、坂上田村麻呂が棚倉城の地に移したと伝えられています。

境内には樹齢数百年の古木が茂り、鎌倉時代の作とされる国重要文化財の長覆輪太刀や赤糸威鎧残闕など、多くの貴重な文化財が保管されています。また、毎年9月上旬には例大祭が行われ、多くの参拝者が訪れます。

石都々古別気神社

陸奥国一ノ宮(いわつつこわけじんじゃ)

石都々古和気神社（いわつつこわけじんじゃ）は、福島県石川郡石川町にある神社です。式内社であり、旧社格は郷社です。また、陸奥国一宮を称しています。主祭神は味秬高彦根命（あじすきたかひこねのみこと）で、大国主命（おおくにぬしのみこと）と誉田別命（ほんだわけのみこと）も祀られています。

この神社は、古くから山岳信仰の聖地として多くの人々に信仰されてきました。境内には多くの磐境が点在しており、考古学的にも重要な遺跡とされています。

伊佐須美神社

岩代国一ノ宮(いさすみじんじゃ)

伊佐須美神社（いさすみじんじゃ）は、福島県大沼郡会津美里町にある神社です。岩代国一之宮として知られ、会津総鎮守でもあります。創建は紀元前88年とされ、長い歴史を持つ神社です。御祭神は伊弉諾尊（いざなぎのみこと）と伊弉冉尊（いざなみのみこと）で、縁結びや交通安全などのご利益があるとされています。