七福神って何?七人の神様を知ろう!

七福神

この記事では七福神と呼ばれる7人の神様を詳しく知ることができます

全国にある『七福神めぐり』ができる場所も紹介するので参考にしてみてください

まずは一人ずつ七福神のご紹介です

どんな神様なのか知っておくと良いでしょう

恵比寿(えびす)

恵比寿様(えびすさま)は、日本の神道における神で、商売繁盛や豊漁の神として知られています。

七福神の一柱であり、笑顔で釣りをする姿が特徴的です。

特に、商業や漁業に従事する人々からは信仰を集めており、商店や漁港での豊作や繁盛を祈願するために祭られています。

しばしば魚や鯛を持っている姿で描かれ、その象徴性から富や幸運をもたらす存在とされています。

毎年1月には、多くの場所で恵比寿祭りが行われ、特に有名なのは東京の恵比寿神社での祭りです。

大黒天(だいこくてん)

大黒天様は日本の神道や仏教において重要な神様であり、商売繁盛や富の神として知られています。

インドの神々の一つであるマハーカーラに起源を持ち、中国を経て日本に伝わりました。

一般的には、黒い顔をし、豊かな体つきを持ち、米俵を担ぎ、持ち物に打ち出の小槌を持っている姿で描かれます。

特に正月や祭りの際に祀られることが多く、人々は彼に富と幸運をもたらすようお願いをします。

また、家族や収入の安定を願う際に信仰されることが多い神様です。

男神として扱われますが、日本の文化においては、福をもたらす神としても親しまれています。

毘沙門天(びしゃもんてん)

毘沙門天は、仏教において非常に重要な神格で、特に戦いと財宝の守護神として知られています。

毘沙門天は四天王の一つで、北方を守護し、邪悪なものから人々を守る役割を果たしています。

彼の特徴としては、武装した姿で描かれることが多く、通常は鎧を着て剣や宝物を持ち、その姿は力強さや勇気を表現しています。

また、信者に対して繁栄や勝利をもたらすと信じられています。

主に日本の神道や仏教の信仰の中で崇拝されており、多くの寺院や神社に祀られています。

また、商売繁盛や成功を祈る対象としても人気があります。

弁財天(べんざいてん)

弁財天は、日本の神話や仏教において重要な神や観音菩薩の一つです。

多くの場合、音楽、知恵、財宝、学問などの神として崇拝されています。

彼女はしばしば白い蛇や鶴、または楽器(特に琵琶)を持った美しい女性の姿で描かれます。

元々、インドの神であるサラスヴァティーから派生したもので、後に日本に取り入れられました。

琵琶や音楽に関連付けられることから、芸事や学問を志す人々に重用されていることが多いです。

弁財天を祀る神社は全国にあり、特に海や水に関連する場所に多く見られます。

財宝や福をもたらす神としても知られ、多くの信者に願い事をかけられています。

布袋尊(ほていそん)

布袋尊は、日本の仏教において信仰される福の神の一人です。

彼は、笑顔でふっくらとした体形を持ち、布をかぶった頭をしている姿で知られています。

幸福や繁栄をもたらす存在とされ、特に商売繁盛や家内安全を願う人々に広く信仰されています。

布袋尊のモデルとされるのは、中国の禅僧・布袋(ホテイ)で、唯一実在した神様です。

彼は生涯を通じて人々に喜びをもたらしたと伝えられています。

日本では、七福神の一人としても知られ、正月などに縁起物として祀られることが多いです。

彼は、桃や金袋を持っていることがあり、それらは富や幸運を象徴しています。

寿老人(じゅろうにん)

寿老人は、日本の七福神の一つで、長寿の神として知られています。

彼は老年の姿で描かれ、通常は白髪白鬚を持ち、杖を支えた姿で表されることが多いです。

長生きや福をもたらす存在とされ、特に高齢者や長寿を願う人々に信仰されています。

また、寿老人は幸運や知恵の象徴とも見なされ、健康や豊かさをもたらす存在と考えられています。

福禄寿(ふくろくじゅ)

福禄寿(ふくろくじゅ)は、中国の伝説に由来する三体の神様の一つで、主に福(幸福)、禄(富)、寿(長寿)の象徴とされています。この三神は、中国や日本の文化において、繁栄や幸運をもたらす存在として崇拝されています。

福禄寿のそれぞれの神様は、以下のような特徴があります:

  • 福神(福の神):幸運や成功をもたらす神。
  • 禄神(禄の神):富や地位を象徴し、仕事の成功や富の増加を助ける神。
  • 寿神(寿の神):長寿や健康を象徴し、長生きを願う神。

福禄寿は、特に正月やその他の祝い事の際に飾られたり、彫刻や絵画として表現されたりします。家庭や商業の場では、幸福や繁栄を求めるシンボルとして重宝されています。

【人気】七福神巡り

鎌倉江の島七福神

鎌倉江の島七福神は弁財天が2カ所あるため8つの寺社をめぐります。

専用の御朱印帳も用意されているので思い出に残る一冊になります。

頑張れば一日かけて歩きで回りきれますが疲れたら江ノ電を使いましょう。

神奈川の中でも有名な寺社をめぐるため人気の七福神めぐりです。

大阪七福神

大阪七福神は大変人気の高い七福神めぐりです。

徒歩でも4時間程度で回りきれるので大阪市内を散歩しながら回ってみましょう。

寺社名七福神住所電話
今宮戎神社恵比寿天大阪市浪速区恵美須西1-6-1006-6643-0150
四天王寺布袋尊大阪市天王寺区四天王寺1-11-1806-6771-0066
大国主神社大黒天大阪市浪速区敷津西1-2-1206-6641-4353
大乗坊毘沙門天大阪市浪速区日本橋3-6-13
法案寺弁財天大阪市中央区島之内2-10-1406-6211-4585
長久寺福禄寿大阪市中央区谷町8-2-4906-6761-1363
三光神社寿老人大阪市天王寺区玉造本町14-9006-6761-0372

勢州七福神

三重県の中勢・伊勢・志摩にある7か所の寺院を七福神の札所として定めた霊場会です。

1月~3月の間に回ると各神様の色で御朱印を書いてもらえます。

伊勢神宮や夫婦岩の二見興玉神社に来たら勢州七福神も回ってみましょう!

車でも一日ではキツいですが、親切な住職ばかりでとても御利益をいただけます。

住職が不在の場合もあるので電話をしてから行くことをオススメします。

寺社名七福神住所電話
泉寿院福禄寿三重県伊勢市中須町17120596-25-3336
久安寺布袋尊三重県多気郡明和町南藤原6150596-55-3371
白言寺弁財天三重県鳥羽市船津町6900599-25-4394
隣江寺寿老人三重県志摩市磯部町坂崎11920599-55-0100
龍祥寺恵比寿天三重県度会郡大紀町阿曽15850598-86-2625
昌慶寺大黒天三重県多気郡多気町朝柄20790598-49-3262
神宮寺毘沙門天三重県松阪市嬉野森本町7500598-43-2228

まとめ

七福神めぐりは全国各地で行われており色紙や専用御朱印帳もあるのでマニアも多いです。

一日で回りきれるのもあれば、車でも数日かかるものまであります。

住職や神職が不在の場合、御朱印は書き置きか書いてもらえない場合があるので必ず電話をしてから行くのが良いです。

まずは参拝をして七福神巡りをしていることを告げると快く対応してくれる寺社ばかりです。

お寺の中に神様が祀ってあることが多く、寺社の御朱印と七福神の御朱印、分けてもらうとよいでしょう。

私が初めて巡った青梅七福神ではご住職の親切さに感動してとても気持ちが良かったです。

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